スチルとムービー(2) [ビデオカメラ]
35mmカメラは、もともと映画用のフィルムを利用した小型カメラ
だったし、ビデオカメラで使われてきたイメージセンサーが
応用されて、いま、デジタルカメラに使われている。
スチル写真は昔からムービーの強い影響を受けてきた。
だけど、スチルとムービーは近いようで、とても遠い感じがする。
カメラ好きの人が、ビデオカメラも好きになるとは限らない。
わたしもビデオカメラには興味があるが、
深入りしようとは思わない。
カメラも怖いが、ビデオはもっと底なしで怖いような気がしてる(笑)
スチルの場合、プロフェッショナルのクオリティというのが
比較的、簡単に手に入る。ファミリー向けの一眼レフと
ハイエンドのプロ用一眼レフの画質の差なんて、
通常の使用では、ほとんど感じられない。
でも、ムービーになると、プロ用と、普及機では全然違う。
今回壊れた私のソニーTR-555は、ハイエイト方式の
ハンディカムでは上級クラスになるのだが、
それでもプロ機に比べたら、
はっきりいってトイカメラ程度の画質だ。
S-VHSとかHi8は水平解像度400本以上で、
TV放送を上回ると言われた。
だからといって、S-VHSやHi8の家庭用ビデオカメラで撮った映像が、
TV放送のクオリティを超えているのかといえば、とんでもない。
TV放送で解像度が落ちるとはいえ、圧倒的なクオリティを持つ
プロ用ビデオカメラで撮影したものに太刀打ちができるわけがない。
ダイナミックレンジとか階調の滑らかさが全く違う。
解像度=画質じゃない。
メーカーは、嘘をつく。
いや、嘘ではないのかもしれないが、錯覚を誘うような
物の売り方をする。
いや、なんだか話が、あっちこっちにいって、
ついにはメーカーに対する批判になってしまったけど、
そう、新しいビデオカメラを買おうと思っているのである。
我が家には小さな子供がいるので、
やはりビデオカメラはほしい・・・。
近所のY電機に行って偵察してみたら、いや~安いのだと3万円くらいで
買えちゃうんだ・・・びっくりした。
ビデオカメラに関する知識は10年前でストップしてるから
浦島太郎状態だ。
・・・画像はSony CCD TR-555で撮影したものをキャプチャー
スチルとムービー(1) [ビデオカメラ]
ハンディカムが故障した。
電源スイッチをオフにしてもオフにならない・・・。
つまり電源が入りっぱなしの状態。
オフにするにはバッテリーを取り出さなくてはいけない。
修理に出したが、3週間ほどして、
メーカーが、すでに交換部品を保有していない、
ということで、返却されてきた。
1998年の年の暮れに購入した、型式でいえば、97年型の
10年落ちのハイエイト方式のハンディカムだから、
仕方がないと言えば、仕方のないこと・・・。
いつかは、こういうこともあるだろうと、
予測はしていたのだが、急遽、アナログの8mmビデオテープを
デジタル化する必要に迫られた。
いまのところ、メインスイッチの故障が主な症状で、
録画、再生は、とりあえずは、出来る状態。
デジタル化するなら、今のうち。
しかし、記録された日付・時刻が呼び出せなくなっている。
日付や正確な時刻がわかったからって、どうなんだ?
とも思うんだけれど、ものすごく損した気分にもなる。
ヨドバシカメラで、ビデオキャプチャーというのを購入。
価格は11,800円。
使い方は、慣れれば、いたって簡単。
ビデオを再生して、パソコンのモニターで絵を見ながら
ディスクに取り込めばよい。
デジタル化されて、動画ファイルになるので、
それを編集してDVDに焼く。
お手軽とはいえ、しかし動画は容量がデカイ。
湯水のごとくハードディスクとDVD-Rを使う羽目になる。
ハードディスクは、すぐに一杯になり、パンク寸前。
やりくりに一苦労・・・。
(つづく)
関連記事:「カメラもいいけどハンディカムもいいのだ」(2005年1月17日)
カメラもいいけどハンディカムもいいのだ [ビデオカメラ]
今から5~6年ほど前、
海外旅行に持っていきたかったのでビデオカメラを買った。
ソニーのCCD-TR555という8ミリビデオだ。
今主流のデジタルではなくてアナログだ。
当時まだデジタルビデオカメラは出回り始めた頃で
けっこう高価だった。
一方で、アナログビデオはもう時代遅れかな~という
雰囲気も漂っていたので、TR555は定価の半額で売られていた。
こりゃぁ割高+低スペックのデジよりは高性能のアナログだろう!
ということで、注文。(これオーナーのネームが入るんです)
レンズはカール・ツァイス。たしかソニー製品の
ツァイス採用第一号だったと思う。
写真も難しいが、ビデオというのはそれ以上に難しいかも。
いい景色があるとぐるーっと360度回りながら撮影したりしたのだが、
あとでTVにつないで見返すと最悪。目が回って気持ち悪くなる。
ビデオカメラもカメラと同じように固定して撮影するのがいいのだ。
ボタン一押しで5秒間撮れるモードにして、
固定した画面をどんどん重ねていくのがいい。