キュー [新製品について2011]
OLYMPUS E-520 Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5 1/50sec F4.5 フラッシュ使用
PENTAX Qが発表されて、1ヶ月ほど経って、なんとなくだが、
このカメラの存在意義のようなものが見えてきた。
最初は、捉え所のないカメラだなあと感じたけど
(その点ではRICOH GXRも同様だった)
Qは圧倒的に小型軽量というところに価値があるようだ。
コンパクトカメラと同様の1/2.3型センサーだから、
画質的には一眼レフ並みとはいかないだろう。
でも画質を欲張ったらPENやNEXと(サイズも形も)
同じようなカメラになってしまう。
PENTAXは、あえて、それを避けて、
とにかく小さい小さいレンズ交換式カメラを作ろうとしたのだろう。
小ささで勝負に出たのだ。デジタル版のオート110だ。
画質がどうのこうの言う人が買うカメラではないということだ。
ミノックスという超小型カメラがあるが、
あれを35mmカメラと比較する人はいない。
同じようにPENTAX Qを他と比べるのは意味がないことだ。
少なくとも、主軸をQにシフトして一眼レフをフェードアウトしていくのでは?
なんていう心配をPENTAX一眼レフユーザーはしなくても済みそうだ。
PENTAXは意外と、したたかなカメラメーカーなのかもしれないなあ。
D5100 [新製品について2011]
OLYMPUS E-520 Zuiko Digtal 14-54mm F2.8-3.5 1/250sec F8.0
先日、家電量販店で、ニコンのデジタル一眼レフの新製品D5100に触れてきました。
キヤノンEOS Kiss X5のライバル機種ですね。
同じような横開きバリアングル液晶モニターが付いていて、
ゴロンとしたスタイルが、よく似ていますね。
他社のカメラの良い所をマネ、おっと違った、取り入れて(苦笑)いくと、
どこも同じような形になるんですかねえ・・・。
これはいいなと思ったのが、ライブビュースイッチ。
レバー式で、カシャカシャと小気味いい感じ。
ここはEOS Kiss X5より断然イイ。
近くにあったX5と操作感を比べてみましたが、けっこう性格が違いますね。
X5のほうがチャキチャキしていてD5100はマイルドな感じ。
このあたりはメーカーの個性が出てて面白い。
ニコンD5100もキヤノンEOS Kiss X5も、本来、初級者向けというか、
「やさしさ」が売りのカメラだと思うんですが、
バリアングル液晶モニターって、本来、上級者向けのもの、
という気もするのですが。
保守的なニコン、キヤノンですから、このクラスで反応を見て、
将来、高級機に搭載して行こうなんていう腹なんじゃないかと・・・。
なんだか方向が逆のような気もしますが。
う~む、相変わらず石橋を叩いてますねえ・・・
X5って [新製品について2011]
OLYMPUS E-520 Zuiko Digital ED40-150mm F4.0-5.6
キヤノンEOS Kiss X5、家電量販店で触ってきましたよ。
パッと見ても、それが新型のX5だとは気付けない、相変わらずの微妙な変化・・・。
裏返して液晶モニタが可動式バリアングルだったら、それがX5です(笑)。
じっさい、X4とX5は何が違うのか?といえば、バリアングルモニターくらいなのでは?
あ、インテリジェント・オートってのが付いたのか。
でもEOS Kissは、X4で、ほぼ完成してしまってるのではないだろうかと思う。
もう、これからはX4にオマケを付けていくしかない?
次のX6で、さらに何が付くか?考えてみても、タッチパネルくらいしか思い浮かばない(笑)
EOS Kissとは何か?あえて定義してみるとすれば、
「サブ電子ダイヤルのないEOS」といったところか。
サブ電子ダイヤル以外のものは、何でもアリ、何でも入れる。
そういうスタンスなのだろう。
しかし、本当に良くできたカメラなんだけど、不思議と、
ワクワクさせる「何か」が足りない感じが、私はしてしまう。
絶対間違いないし、人にも薦められる・・・
でも、自分で選ぶのはどうか?
どこかで、う~ん・・・と納得できない気持ちが残る・・・。
人生でよくあるパターンである(笑)。