Hello,ミラーレス [新製品について2012]
OLYMPUS E-520 Zuiko Digital ED 40-150mm F4.0-5.6 1/125sec F5.6 ISO200
もう、けっこう前のことなんだけど、
キヤノンのミラーレスEOS「EOS M」を大手量販店で触ってみたのだった。
今まで、ここに書かなかったのは、何だかコメントがしづらい感じだったから(笑)。
ファーストインプレッションは、まさに巷で言われているとおりだなあ・・・と。
つまり、悪い噂を、ひとつひとつ確認してるような感じだったのだ。
いまさらAFが遅いなんて書くのも、なんだかね・・・。
でも、それから時間を置いて、自分なりの考えが、まとまってきたので書いてみようと思う。
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EOS Mは、EOSを名乗っているけど、やはりEOSじゃないなと感じた。
中身はEOSなのだろうが、表層がコンパクトカメラなのだ。
だからコンパクトカメラの前面に大きなレンズを無理やりくっ付けたような感じがする。
EOS Mは持ちにくい。
似たようなソニーNEXが、見た目非常にアンバランスに見えて、
手にすると意外にバランスが良く持ちやすいのとは対照的だった。
レンズ交換式カメラならば、NEXのような、それなりのグリップを付けるべきだ。
ましてやEFレンズをアダプター経由で装着するとなれば尚更。
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多くのキヤノン一眼レフユーザーにとって、EOS Mの価値は、
「APS-Cセンサー」「1800万画素」「ピクチャースタイル」の3点にある。
いまや、すっかりEOSのAPS-C機定番となったスペック。
つまりEOS7D以降のキヤノン一眼レフと同等の写真が撮れて、
撮影した画像も同様に扱えるから、
キヤノン一眼レフと併用するサブカメラとして使える。
「実用」や「ワークフロー」を重視すれば、意外と使えるカメラなのかもしれない。
ただ「趣味」として愉しめるカメラなのか?というと、それは判らない・・・。
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キヤノンのパンケーキ [新製品について2012]
Canon EOS7D TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR (A16) Photoshopのレンズ補正使用
キヤノンって、流行モノには興味がありません・・・みたいな顔を普段してるけど、
今頃?っていうタイミングで流行を取り入れたりするトコあるんだよね。
EOS55のアナログ的操作感覚とか、EOS-1V以降の金属ボディとか。
流行に飛びついたんじゃありませんよ的な、微妙なタイミング。
このEF40mm F2.8 STMも、そんな感じなのかなあ・・・。
キヤノンがパンケーキレンズ・・・。
これが似合うボディ(フルサイズ?)が出るってことなのかな?
どちらかというとEOS Kiss X6iユーザー向けのレンズじゃないよね。
キヤノン"幕の内弁当"X6i [新製品について2012]
OLYMPUS E-300 Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5 1/160sec F8.0 ISO100
キヤノンEOS Kissの新型 X6i が登場した。
ライブビューのAFがかなり進化したらしい。
タッチパネルも搭載した。
あいかわらず、何もかもが入った「幕の内弁当」のようなカメラ。
しかも最近では食べきれないほどの”おかず”が、ぎっしり詰まってる。
モデルチェンジの度に”おかず”が増えてる。
(もともとフィルム時代のEOS Kissは、レディース・サイズの
コンパクトなお弁当だったんだけどね・・・。)
そこそこ美味しいだろうし、満足感もあるだろうから、やっぱり売れるのだろうか。
EOS Kiss X6i のアジア・ヨーロッパ・バージョンの名称は”EOS650D”
650といったら、EOS初代機EOS650と同じ。
その数字に込めた意味は、なにかあるのかな?
コンパクトなのがいい感じ [新製品について2012]
Canon EOS7D TAMRON SP AF17-50mm F/2.8 XR (A16) 1/250sec F8 -0.3EV ISO100
ソニーからDSC-RX100 という大型1.0インチセンサー搭載の
デジタルコンパクトカメラが発売される。
バッテリー、メモリー込みで240gと軽量。
この重さなら、堂々と”コンパクトカメラ”と呼べるし、重いと感じることもないだろう。
キヤノンのPowerShot G1 Xはフォーサーズより大きい1.5インチセンサー搭載だが、
重さが534gもある。
センサーの大きさ、カメラの軽さ、どちらを選ぶか?
画質には、こだわりたいところだが、半分以下の軽さは非常に魅力的だ。
逆に1/2.3型の普及型のコンパクトデジタルカメラと比較すれば、
センサーは4倍大きくなるうえに、重さに極端に差があるわけでもない。
ソニーは、うまい所をついてきたなあ・・・と思った。
比較してしまうと、キヤノンPowerShot G1 Xは、実力があるのに、
なんだか不器用な、垢抜けない印象になってしまった。
ワイルドだろぉ~?といった感じである(笑)。
1/2.3型の普及型コンデジは、普通にパソコンのモニタで見たり、
サービスサイズにプリントするのには十分な画質なんだが、
A4くらいにプリントすると、とたんにアラが見えてきてしまう。
全体にジリジリとした感じになり、
モニタで等倍で見たときの描写の欠点がありありと露呈される。
そんなのを見てしまうと、だんだんコンデジ(リコーR10)の出番が少なくなってしまった。
ソニーDSC-RX100のメーカーサンプル写真をみたが、
なかなか良いと思った。これならプリントも楽しくできそうだな~。
価格は7万円前後か。
高いけど、かつて銀塩のリコーGR-1がそのくらいの値段だったよね・・・
コンタックスT2なんか10万以上してた。
おっと、危ない危ない、なに納得しようとしてんだろう(笑)。