きになったこと

OLYMPUS E-300  Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro

 

EPSON　PX-5600が、我が家に届いてから、半月ほど、たった。

カラー印刷、モノクロ印刷、CD/DVDレーベル印刷など、一通り試してみて、

どれもほぼ満足できる結果。

ただ一点、気になったことは、普通紙で印刷するとき、給紙が、うまくされない

ことが度々あったこと。

セットした普通紙が送られず、印刷がいつまでたっても始まらない・・・。

もしかしたら写真用紙のような、厚みのある用紙に合わせて、

チューンされていて、薄い普通紙の給紙は苦手なのかも・・・

ある意味、写真印刷に特化したプリンタだから、

苦手な分野があっても、おかしくはないけれど。

 

 

EPSON PM-3300C

OLYMPUS E-300 Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro   

 

西暦2000年、
Windows98SEパソコン（初パソコン）と一緒に買ったEPSON　PM-3300C。
A3ノビ対応、5色カラー＋ブラック染料インクの
当時としてはハイスペックのインクジェットプリンター。

最初こそ、まるで本物の写真のようにプリントできることに
感動していたが、（ここまで書いて思い出した・・・
当時は、それが本当に画期的だった）
色々と不満も出てきた。

染料インクのため、プリント後にジワジワと色が変化していく。
それにしても、シャドー部の色合いが、変だと思った・・・。
妙に緑色っぽく見える。
フォトショップでシャドー部のG（緑）成分を弱めてプリントしてみたりしたが、
そんなことをしたら、かえって不自然な色になる。

ためしにグレーチャートを印刷してみてビックリした。
ちゃんとしたグレーが、まるで出ていなかった・・・。
シャドー部からハイライト部にかけて、緑系から赤系に変化する、ねじれたグレー。
使う用紙によっても変化した。
コダックの半光沢紙は妙にグレーが黄色っぽい。
コダックだからか？（分かる人はフィルム世代の人）
コニカQPは赤っぽい。さくらカラーか！（分かる人は・・・くどい）

これではモニタの表示どおりに印刷するなんてのは
まず無理な話。どういう具合に色が転ぶか？なんてのを
予想しながらの、非常にアナログ的なプリント作業になる。
RGB各チャンネルのトーンカーブをいじってみたところで、
かえってカラーバランスを崩してしまう。

当時の染料インクは定着性、保存性も悪かった。

せっかく心血を注いでプリントしたものも
数年後には、退色したり、滲んで色が分離していたりする。

相当な投資をしたと思うが、形として（ちゃんとしたプリントとして）
残っているものは意外と少ない。

そして2009年、
EPSON　PX-5600でプリントしたものを見ると、
そんな時代もあったね・・・と、しみじみするのだった・・・。

 

リコーから、なんだか凄そうなのが出てきましたけど、

これ、イマイチよく分からないんですよねえ。

「なんだこれは！？」（岡本太郎風に）・・・というのが正直な第一印象。

出 力

 

RICOH R10  /　FUJIFILM画彩　写真仕上げHi

 

モノクロ印刷は、グレーバランスが完璧で、まったく癖がない。

バランスが取れすぎていて（？）、逆にあっさりした印象すら受ける・・・。

モニタの画がそのまま紙に定着される感じがした。

デジカメ画像を、そのまんまモノクロ化しただけでは少し”弱い”。

画に力を加えるためのレタッチが必要か・・・。

 

OLYMPUS E-300　Zuiko Digital　ED40-150ｍｍF4.0-5.6　/　FUJIFILM画彩　写真仕上げHi

 

カラー印刷は、モノクロより少し複雑になりそう。

カラーマネジメントが、ややこしい。

上のプリントが、「Photoshopによるカラー管理」に設定。

下のが「プリンタによるカラー管理」。

色合いが相当違う。

元の写真データに近いのは下のプリント。

でもマニュアル本などでは、「Photoshopによるカラー管理」を推奨してる場合が多い。

う～む、これからの課題・・・。

起 動

出来たてのプリントは、水性ペンキの匂いがしました。