FDレンズ復活 [EOS M]
思いのほかFDレンズが似合ってしまうEOS Mなのだった。
FDレンズというのはEOS以前のキヤノン一眼用のレンズである。
キポンという中国メーカーのレンズアダプターを手に入れたので、
しまいっぱなしだったFDレンズを引っ張り出してきたのだ。
NewFD50mmF1.4は、なかでもFDレンズの基準となる標準レンズ。
APS-CセンサーのEOS Mでは、80mm相当の
中望遠レンズになり、液晶表示で部分拡大してピント合わせを
しようとすると、ガクガクプルプルとカメラがブレているのが、
はっきり判る。
フォーカスピーキングもないから、拡大しないとピントがわからないし、
ブレているとピントが合わせられない。まず速写は無理…。
このあたりEOS Mの数ある弱点のひとつ。
次はNewFD28-55mmF3.5-4.5、廉価な標準ズーム。
発売されたのは1983年で、この頃からカメラやレンズが急激にチープになった。
(このあたりもキヤノンが先頭をきって走っていた印象・・・)
現在のキット・ズームに通じる安っぽさがある。
28mm前後がEOS Mの常用レンズとしてはよさそうだ。
たしかNewFD24-35mmF3.5Lなんていうレンズがあったが、
そんなのを着けてみたいな~、中古品をネット検索したりして。ヤバい…(笑)
これはNewFD200mmF4、スリムな望遠レンズだ。
高校時代の冬休みに郵便局でバイトをして買った、いま手持ちのレンズの中では
一番古いもの。
一眼レフEOS用のEFレンズをアダプター経由で装着したときよりも、
たたずまいに違和感がないのはどういうわけだろう。
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ここのところ、フィルムでも写真を撮りたいなあと思っている。
気が付けば、もう2年くらいフィルムで写真を撮ってない…。
カメラもオートフォーカスの一眼レフじゃ、デジカメと
あまり変わらないから使う気にならない。機械式の古いカメラがいい。
饒舌なデジカメと違って、フィルムカメラは無口なほうがいい(笑)
絞りとシャッタースピードとフィルムカウンター
情報は3つで十分だ。
キヤノンEF、このカメラなら電池があってもなくても写真が撮れる。
おおっ、これは愉しそうですね。
このアダプターは、EOSMの売りでもあるのですが、
わたしCanonのレンズもってないんです。
ですので、売りを買えません(笑)
by ナツパパ (2014-05-11 12:25)
一眼レフのEOSはフランジバックがFDマウントのカメラより長く、実質FDレンズはEOSには使えなかったので、やっとFDレンズが使えるキヤノンのカメラが現れたという感じです。ただマニュアルフォーカスに関しては、マイクロフォーサーズやソニーのミラーレスの方が、親切にできていますよね。
by かめむし (2014-05-12 20:33)