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ライトウェイトEOS [フィルムカメラ]

これは「フィルム」を入れるほうのEOS kissです。
正確にはNew EOS kiss といって、1993年に発売された初代kissの後を継ぎ、
96年に発売された2代目のEOS kissです。
このカメラの魅力は、なんといっても「軽い」こと。(ボディ電池込み400g)
スポーツ界では、「極限まで軽量化した道具」(たとえばシューズや、自転車など)
というものがステイタスであったりするわけですが、
カメラにも、そういうものがあってもいいんじゃないかと思います。

もちろん銀塩EOS kiss シリーズは、高級カメラではありませんが、
かといって、決して「低級カメラ」ではありません。
当時の他社のエントリークラスの一眼レフは、いかにも「初心者向け」という感じだったのですが、
kissシリーズは、簡素な、本物の道具っぽさが感じられて、私は大好きなのです。


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ダメダメPocketカメラの思い出 [フィルムカメラ]

まだ70年代の頃の話。

私が小学5年生のときでしょうか、
そのころから親父のレンジファインダーカメラをいじっていましたが、
家族旅行の記録などには、使わせてもらっても、
友達と電車の写真を撮りに行くのには、あまり快く貸してもらえませんでした。
そうそう、一度故障させてしまった事もありまして・・・。

そんなこんなで、安いカメラを買ってもらえる事になりました。
母親と、駅前商店街の小さなカメラ屋に行きました。
買ってもらったのは、当時流行っていたポケットカメラ。
ポケットフジカ300という110(ワンテン)カメラです。
フィルムがカートリッジに収納されていて、
カメラにポンと入れるだけの手軽なカメラ。

小学生のクセにレンジファインダーカメラをそこそこ使いこなす
生意気なガキだった私ですが、
こんな安いカメラ、嫌だなんて、まったく思いもしなかったんですね・・・。
それどころか、はじめての自分のカメラを手に入れた、あの嬉しさは忘れられません。

いまではもう、忘れられた存在になっている110カメラですが、
当時はけっこうな人気でした。35mmカメラは、あのころはまだ、重くて難しいというイメージだったみたいです。
110フィルムもキヨスクで普通に売っていました。

110の画面サイズは13x17mm、35ミリフィルムの1/4ほどです。
フィルムサイズが小さいので、画質は当然あまりよくありません。
そのうえに、このポケットフジカ300、ブレやすい!
カメラ形状に加え、レリーズボタンが重かったのかもしれません。
出来上がった写真は手ブレ写真のオンパレード・・・(涙)

特急電車の名称はハッキリ写っていますが、左の方がブレて流れて写っています。変なブレかたをするカメラでした。
Pocket Fujica 300  ベリクロームパン  (大宮駅)

それでもポケットフジカが大好きでした・・・純粋な少年でした…(笑)

そのうち、私も考えまして、
流し撮りでいこう!と。
ブレるんだったら、ブラして撮ってやろう!と思いつきました。
逆転(?)の発想ですね。

どうでしょう。わりとうまくいってるでしょう?
Pocket Fujica 300  フジカラー (東武特急きぬ)

自転車で隣町の城址公園まで行った帰り。この年頃から行動範囲が急に広がりました。
ドロップハンドルの自転車とか、欲しいものも多くなりました。
Pocket Fujica 300  フジカラー

 

中学生になると、親も認めてくれたんだか、マミヤのレンジファインダーカメラを
勝手に使っても、なにも言われなくなりました。
そして、ポケットフジカは、いつのまにか壊れてしまって、何処かへ行ってしまいました。

今になってみると、妙に、あのポケットカメラが懐かしいのです。


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キヤノンのカタチ [フィルムカメラ]

 

1988年10月に発売された

キヤノンオートボーイプリズマというコンパクトカメラです。

デザインが気に入って1989年に買ったんですけど、

いま見ても、なかなかイイ形してるでしょ?

ローアングル用のファインダーがついてたり、

着脱式のワイヤレスリモコンが装備されていたり、

底部にはカメラを好きな角度に傾けられるダイヤルがあったり、

旅行には重宝しました。

でも・・・肝心の写りはイマイチでした。

良いレンズが付いていたら最高だったんですけどね。

 

 

(OLYMPUS E-300 Zuiko Digital 35mm F3.5 MACROで撮影)


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カメラの年表 80年代 [フィルムカメラ]

1980

この年は、ニコンF3、キヤノンF-1、ペンタックスLXといったプロ用一眼の名機がぞくぞくと登場!

 

「スペースシャトルに搭載されたニコンF3」 重そう…って無重力だから関係ないのか。

ニコンF3の製造終了がアナウンスされたのは、20年後の西暦2000年!

ものすごいロングセラーになりました。

 

この頃コンビニエンス・ストアが急成長。学校の帰りに寄って、よく買い食いしてました。ハートチップルとか豆乳の麦芽コーヒー味がうまかった。

 12月8日 - ジョン・レノン銃殺。ビートルズ時代はよく知りませんが、ビートルズの元メンバーということで注目していたのでショック…


 


1981  

キヤノンAE-1プログラム。ベストセラーのAE-1にプログラムAEを搭載。

 

 

ソニーマビカ試作機(電子スチルカメラ)。デジタルではないようですが、デジカメの元祖といえるでしょう。 

この頃スポーツドリンクがブーム。ポカリスエットって最初、不思議な味だと思いました。

缶入りウーロン茶発売。ウーロン茶というのも最初、変なお茶だと・・・。

500円硬貨登場。


 

1982 

ディスクカメラ登場。8.2×10.6ミリ15枚。非常に薄型のカメラでしたが、あまりにもフィルムサイズが小さく、カメラも安価なだけに画質が良くなかった。 普及し始めたフロッピーディスクにあやかったのでしょうが・・・。今はフィルムもありません。

世界初のCDプレイヤー、ソニーCDP-101発売。

この年に「笑っていいとも!」が始まったそうです。タモリって、この頃はまだ特殊な芸人だったと思う。(イグアナの真似とかしてた)



1983 

 

ニコンFA(5分割マルチパターン測光)


キヤノンFD35‐70㍉F3.5-4.5(このころから標準ズームが一般化しました)


任天堂ファミコン発売。
4月15日東京ディズニーランドオープン

映画フラッシュダンスがヒット。主演のジェニファー・ビールスは今どうしてるんでしょうか。サントラLP買ってポスターもらいましたよ。



1984 

 

高感度ネガカラーフィルム、フジカラーHR1600発売

キヤノンT70、大型液晶パネル採用。

アップル社からマッキントッシュ登場
新札登場。

映画ターミネーター公開、あとからじわじわと人気が出た作品。シュワルツェネッガーの凶悪ぶりが衝撃的でした。SFXはいま見るとしょぼいけど物語はシリーズ最高


 


1985 

ミノルタα‐7000(本格的システムAF一眼レフ登場)88000円

ここからAF一眼レフ時代が始まった!しばらくミノルタの一人勝ち状態。

電電公社がNTTに、 日本専売公社がJTに民営化

ファミコンの人気ソフト、スーパーマリオブラザース登場。

映画バック・トゥ・ザ・ヒューチャーが大ヒット。主題歌のヒューイルイス・アンド・ザ・ニュース「THE POWER OF LOVE」も大ヒット。



1986 

 

キヤノンT90、電子ダイヤルを採用。その後の一眼レフカメラの形を変えた衝撃の流面系デザイン。EOSの原型ともいえそうです。

ペンタックスズーム70、ズームコンパクトカメラの原型ともいえる機種。

オリンパスOM-707、オリンパスからもオートフォーカス一眼が発売されました。

でもAF化の波に乗れず、その後、AF一眼から撤退・・・。


7月1日フジカラー写ルンです24枚どり1380円。100分の1秒、絞りF11固定。

写ルンです初代機は110フィルムを使用していました。

この年、CDの生産がLPを上回る。 そういえば私は87年くらいにCDプレーヤーを買いました。


 

1987

キヤノンEOS650。満を持してのEOS第一号機登場。なぜ650という数字なのかは謎…。当初の標準ズームはまだUSMではなく、普通の内蔵モーター。それでもAFの速さは他社のAF機を圧倒。

名優ユル・ブリンナーの娘さんがTVCMに登場、シルビー・バルタンの曲と合わせて爽やかな印象でした。


ペンタックスSFX。ペンタ部にストロボを内蔵した、たぶん一番最初のAF一眼レフ。


フジカラー写ルンですHi・フラッシュ。35ミリフィルムを使用。24枚どり。1000円・1800円。時代を変えた超ヒット商品!最初は定価で売られていました。

NTT株が上場・・・
安田火災ゴッホの「ひまわり」を53億円で落札・・・いやはやバブルな時代・・・


        

 

1988 

ミノルタα7700i。αシリーズ第二世代機。動体予測AFを採用。ICカードによるカスタム機能。デザインを一新。いま見ても、このデザインはかっこいい。

 ファミコンソフト『ドラゴンクエストIII』発売 。一時はまって寝不足になりました。でも、それ以来コンピューターゲームには、まったく興味ありません。


        
1989 

 

コダックおもしろカメラ・パノラマ

13×36ミリサイズのパノラマ第1号。使いきりカメラですが、画面の上下半分を捨てるというアイデアにびっくり。単なる遊びカメラが大人気を呼び、その後の高級一眼レフさえパノラマ切り替えにしてしまった罪なやつです・・・。


フジカラーリアラ。アマチュア用ネガカラーにハイグレードタイプが登場。

非常に軟調なフィルムだなあ…というのが第一印象でした。


 

 ソニーハンディカムTR-55(パスポートサイズの8ミリビデオ)。この頃のパスポートは、今のより大きかったんですよね…。


9月 キヤノンEOS-1登場。 EOSはついにプロのカメラに!

う~む、ペンタ部が低い。後継機の1N、1Vは大型化していきます。


 

1989年流行語部門 - 金賞は、「オバタリアン」だって・・・


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