PEN? [新製品について2009]
いま、オリンパスイメージング http://olympus-imaging.jp/
のサイトにアクセスすると、
オリンパスPENのイラストが目に飛び込んでくる。
PEN発売50周年なのだそうだ。
(1959年10月発売)
10月までは、まだ間があるけれど
このタイミングで企業サイトのトップに、
このPENのキャンペーン…、
6月中旬発表のマイクロフォーサーズ機と
関連していることは、ほぼ間違いなさそう。
オリンパス版マイクロ機のコンセプトは
やはり「デジタル版PEN」なのだろう。
オリンパスのマイクロフォーサーズ機第一号は、
名称も、もしかしたら、そのまま
「PEN」なのかも。
もしくは「PEN50」とか(笑)?
気になるのはカメラのサイズ。
パナソニックのマイクロの標準ズーム、
LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.
(名称、長い…)
の鏡胴の直径が60ミリ、
これ、思ったより細くないんだよね・・・。
オリンパスのレンズもコレと同じくらいだとすると、
カメラ本体も「思ったより小さくない」可能性もある。
わたしが理想的だなあ...と思うのは、
下のコニカC35のサイズ。
レンズ鏡胴部の直径は50ミリ。
このくらいで、レンズ交換式になれば、
相当小さく感じると思うのだけど・・・。
まあ、あれこれ考えても始まらないので、
どんなカメラが出てくるのか、
じっと待つことにしましょう・・・。
なぜ7なのか? [新製品について2009]
RICOH R10 Hangzhou,
PENTAXの新デジタル一眼レフK-7が発表されましたね。
新製品だけあって、新しい機能が満載ですが、
特にスゴイなと思ったのが、「回転方向の微調整ができる自動水平補正機能」。
電子水準器は、とても便利ですが、
意外と、指示に合わせてピタリと水平を出すのは難しいものです。
カメラのセンサーが自動で動いて、回転方向の微調整をし、
撮影者のサポートをしてくれるようです。
まあ、フレーミングがイージーになってしまう恐れも、無きにしも非ずだけど。
デジタルカメラの進化は留まる所を知らないですね~。
でも、なぜ名称が、「K-7」なのかなあ。
K-1じゃないんですね…。
Z-1以来のフラグシップ一眼レフなのですが。
7に何か意味はあるのだろうか?
7というと、どうしても旧ミノルタのイメージがあるもので・・・。
X3 [新製品について2009]
RICOH R10
キヤノンからEOS Kiss X3が発表されましたが、
1510万画素まで、いっちゃいましたね。
この次は2000万画素まで、いっちゃうかな・・・たぶん。
フルHD動画撮影機能が付いているそうですが、
こんなことを言うのも何なんですけど、
この機能に関しては「試用版」といった感じを受けます。AFは利かないし(コントラストAFが働くようです4/9訂正)、内蔵マイクはモノラル、
マイク端子もなし。
高画素になるのは、時代の流れだとしても、
この中途半端な動画機能は?
と疑問に感じました。
EOS kiss シリーズには、
上級機で熟成、完成された機能をフィードバックすべきで、
いままで、キヤノンはそうやってきたのですが・・・。
実際、フルHD動画を使うためには、
HD動画対応のクラス6のSDHCカードが必要になってくるし、
取込み、編集にはパソコンの性能も相当なパワーが必要。
こうなると、大容量メディアの普及と低価格化、
パソコンのスペックアップを待たなくてはいけないわけで、
「試用版」、もしくは「予告編」といった印象は
免れません。
動画志向の人は、より完成度の高いパナソニックLUMIX DMC-GH1を
選ぶでしょうから、Kiss X3のHD動画撮影機能は、
注目を引くだけのオマケでしかないようです。
キヤノンの意向がどうであれ、そのようなものにしか見えません。
カシオからは「ダイナミックフォト」搭載カメラなんてのが、
出てきたりして、どうやらデジカメはムービー、
動画志向になってきているようです。
これはユーザーの要望というよりは、
メーカーが、これ以上デジカメに付加価値をつけることが
できなくなっているというか、迷っている・・・。
デジタルカメラというものが、ちょっと
「煮詰まって」きてるのかなあ…と、感じました。