日記・雑感2007：かめむしぎゃらりー：SSブログ

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カメラバッグ（１）　[日記・雑感2007]

いかにも「カメラが入ってます、カメラマンです」みたいな、
カメラバッグらしいカメラバッグって好きじゃないので、
街歩きのときは、クッションの入ったインナーケースを、バックパックや
普通のショルダーバッグなんかに入れて使っている。
でも、これだと、カメラ１台にレンズ２本が入るのがいいところで、
少し収納力不足…。
カメラ２台、ズーム２本、単焦点１本くらいの収納力は欲しいところ。
でも、写真用品カタログを眺めてみても、なかなか気に入りそうなバッグってない・・・。

先日、ネットで見つけたARTISAN & ARTIST のトート型のカメラバッグ、
わりと理想的なんだけど、33600円って、ちょっと高い・・・。

そんなことを、あれこれ考えていたら、
昔、カメラバッグを作ったことを思い出した。
高校生の頃だ。カメラバッグだけじゃなく、
そういえば、カメラストラップも自作していた。
材料は、その辺に転がっていた。
なぜなら、私は袋物職人のせがれだったから。

当時作ったバッグは、キャンバス地のショルダー型。
でも内装のクッションや仕切りをうまく作ることができなくて、途中で挫折・・・。
いまなら、カメラを収納する様々なサイズのインナーケースが売られているから
わりと簡単に作れるかな？

しかし実家の袋物作りは廃業してしまったので、今は道具も材料もない。
道具は替わりのもので何とかなるとしても、材料を一から揃えるのは
なんだか大変そうだ。

・・・・・・・・・・・・・

袋物製造と言っても、親父とお袋二人だけの超零細企業だったが・・・。
子供の頃、夏休みなんかは、ちょっとした仕事の手伝いをやらされた。
いつもラジオがついていて、小沢昭一とか、永六輔の放送を
なにげなく聴いてると、ちょっと大人の世界が見えたような気がしたな。

８０年代半ばから仕事が無くなってきた。
ああいう仕事は人件費の安い国へ廻っていったのだ。
バブルなんて他所の話だった。

戦後、４畳半のカメラメーカーなんてのも、あったらしいけど、
ウチの工場は、そこまで狭くなくて、6畳ぐらいだったなあ（笑）。
そういえば、あそこで撮った写真が１枚もない。
あの場所こそ、「我が家」だったのかもしれないのにね。
一時だけの関わりでしかない「観光地」で撮った写真は、いっぱいあるっていうのに。
カメラを持つ者が陥りやすい典型的な失敗だ。

・・・・・・・・・・・・・

そう、カメラバッグの話だっけ。
実際に作るところまでは、たぶん、いかないと思うんだけど、
とりあえず、自分なりの理想のカメラバッグの設計図を描いてみようと思っている。

2007-07-11 21:40 nice!(7) コメント(4) トラックバック(1)
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I　Hope　Employees　Meet　Hope　[日記・雑感2007]

「ミートホープ」
でたらめですね・・・
「冷凍食品を半額で買う消費者も悪い」って…
どういうわけか、ああいうエライ人って、
お口にブレーキがついてない方が多いようで・・・。
「騙されたほうも悪い」と言ってるのと同じじゃないですか？

でも、この逆切れ発言を教訓にして、
「安いものにはウラがあるかも」と、
我々消費者は警戒する必要があるのかもしれません。

安いモノには、あたりまえですが、何か安い理由があるはずです。
無駄を省き、コストダウンを図るのが正しい方法ですが、
しかしそれにも限度があるはず。
無駄を省いたら、それ以上は、
もう「実」を削るしか方法がないのでは？
商品の質を落とす。
低品質のものを低価格で売るぶんには、何の問題もありませんが、
品質を下げているのを誤魔化したり、嘘をつくと「偽装」になります。
人件費を削る。
人件費を削るために、「格差」が利用されます。
人件費の「安い」国で製造する、
または国内の「安い」労働力を使う。
「格差」がなければ、今の経済は成り立たないのかもしれません。

モノが安いのは、ありがたいことではありますが、
あまりにも小売業者や消費者が「安い」モノを求める風潮は、
「偽装」を招いたり、「格差社会」の維持、強化に繋がらないのだろうか？
と、ふと思ったりもするのです。