70年代カメラはやっぱりイイ! [フィルムカメラ]
70年代のTVアニメといえば「ど根性カエル」と「ルパン3世」(ジャケットが青いルパン)ですね。当時小学校低学年だった私は新聞のテレビ欄の「根性」が読めなかった…。
子供時代を過ごした70年代。カメラは憧れでした。
当時、近所のスーパーの買い物で貰えるブルーチップというクーポン券があって、
(あ、いまもあるんですねhttp://www.bluechip.co.jp/)
母親が集めていたのですが、それを集めると貰える商品が載ったカタログに
一眼レフカメラなんかも載っていました。高価な商品だけあって天文学的なポイント数でした。
いま思うと、フジカSTなんとかで、それほどの高級品でもなかったようですが、
子供にとっては、もうほんとに空のお星様みたいな存在でした。
カメラというのは金属でできているものだと思っていたので、
キヤノンのAE-1がプラスチックでできていると聞いたときは、
かなりびっくりしました。
70年代のカメラはプラスチック製でも、あまり安っぽさが感じられなかったなあ。
「東武鉄道」キヤノンA‐1 1980年
自動露出が一般的になったのもこの時代でした。
メーターに合わせて、いちいち絞りとシャッタースピードを合わせるのは面倒ですが、
私は手動でフォーカスを合わせるのは全然苦にならないほうなので、
(この辺は世代の問題かもしれません)
70年代の無骨なAE一眼レフは、便利でかつノスタルジックな感動を私に与えてくれます。
モノとして、機械として、70年代のカメラは美しいと思います。
その後の80年代から90年代中期までのほとんどのカメラのデザインは好きになれません。
この時代、ほとんどのカメラが機能優先で精密感とは縁遠いデザインになってしまいました。
ただ、弟に借りて使ったことのあるキヤノンEOS1000(1990年発売)のあまりにも安っぽい外観と性能の高さのアンバランスさには、ある意味、感動してしまいましたけど…
キヤノンEF…1973年発売のシャッタースピード優先AEが内蔵された一眼。 巻き上げレバー、レリーズ、ダイヤルが一体になっているのが、ライカM5に似ているなあ。水銀電池が入手不能になったのでアダプターを使ってLR44を入れてますが、露出オーバーになってしまいます。ISO感度をいじらないとダメじゃん。
http://web.canon.jp/Camera-muse/camera/f_camera.html
好きな1970年代カメラ
ミノルタXE…ライカ一眼のベースにもなった名機
http://ca.konicaminolta.jp/oldnew/minolta/1970/1974.html
ミノルタXD…じつに上品なデザイン。しかし昔はその良さがわからずキヤノンA-1を買いました。
http://ca.konicaminolta.jp/oldnew/minolta/1970/1977.html
ニコンFE…1978年発売。いまでも血を受け継ぐFM3Aが現役。さすがニコン。
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/profile/about/history/d-archives/camera/history4_f3.htm
オリンパスXA…プラスチックボディのコンパクトカメラながら多機能。
http://www.olympus.co.jp/jp/corc/history/camera/capsule.cfm
殺人カメラ
監督: ロベルト・ロッセリーニ
南イタリアの漁村にすむ写真屋が、撮られた人間は死ぬというカメラを手にする。
藤子不二雄Aの漫画のようなテイスト、不思議な映画です。
悪魔が出てくるのですが、ドリフの雷様にそっくりです。それも長さんのほう。ぅお~す!
(図書館で観たのですが、はっきり言って珍品)
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